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転換制度を知る

＜転換とは＞　

　みなさん生命保険で『転換』という制度を聞かれたことありますか？これは、現在入っている生命保険会社と同じ保険会社の新しい商品に入りなおす場合に活用できます。これまで入っていた保険の積立金を新しい保険の保険料に充てるものです。積立金を保険料として支払うのですから、月々の保険料は当然安くおさえられます。

　

　でもちょっと考えてみてください。積立金って、Aさんが以前入っていた保険で、あの60歳で解約すると1,500万円、65歳で解約なら2,300万円受け取れると思っていた。“資金の種”のことです。つまり、将来受け取るのを楽しみにしているお金が、保険料として消えてしまうのです！！

　

　みなさんに『転換制度』をご存知かとお尋ねしたのは、実は『転換』では、書類上資金が移動するだけですから、保険料を支払ったという実感は乏しくなります。ですから、これまでに転換制度を利用しているにもかかわらず、このことを認識していない方が意外と多いんです。

　

　いま、保険に入っているかたは、一度“保険証券”をお手元にだしてみてください。その中に『転換』という文言がどこかに入っていませんか？転換価格、転換特約など・・・。

　

　もちろんこの『転換』も決して悪いばかりの制度ではありません。要は契約者であるみなさんが、『転換』の内容を十分に理解しているかが重要なんです。

・同じ保険会社で5年以上契約している
・以前、保険会社の営業マンから「新しい保険の方が有利だから」などと勧められた記憶がある。

　こんな方々はすでに古い契約を『転換』によって新しい契約に切り替えられているのかもしれません。（※転換制度の詳細はこちら）

　

　いずれにしても、必ずみなさんが内容を十分に理解して、納得することが重要だと考えます。また、それだけの説明をできるセールスから契約することも大切でしょう。

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