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生命保険の基礎 |
生命保険の基礎>本当に必要な保険を知る>今の保障額は必要?
本当に必要な保険を知る<その保障額は必要ですか?> どうして『死亡保障3,000万円』なのでしょう!? Aさんが死んで残される家族といえば両親だけでした。確かにそれまで育ててくれた両親に3,000万円の保険金を残して悪いわけではないと思います。ですが、仮にAさんが死んでAさんの収入が途絶えたとしても、両親が“生活できない”あるいは“生活に困る”ことはありませんでした。 ですので、“3,000万円の保険金が必ずしも要るというわけではない”のです。さらに、Aさんには「借金があってもし私が死んだら借金の返済が滞ってしまう」なんていうこともありませんでした。 多額の保険金を受け取って困ることはないでしょう。ですが、保険とはそもそも『死んだ時に残された家族の生活を維持するために契約するもの』です。また、保険も“買い物”になりますので、当然ですがそのための“支払い”をしなくてはなりません。つまり、必要以上の保険はその分だけしなくてもいい“余計な負担”になってしまうのです。 Aさんが3,000万円の保険をすすめられた時の理由は、「どうせ結婚したら保険に入るんだから、保険料の安いうちに入ったほうがお得」といったようなことでした。 今にして思えば、これには大きなウソが2つあります。
@については、結婚したからといって必ず保険が必要だとは限りません。なぜなら先ほども申しましたように、保険とはそもそも『死んだ時に残された家族の生活を維持するために契約するもの』です。
・子供は何人いるのか 他にもさまざまな条件を考慮しなければ、本当に“いくらの保障”が“いつまで必要”なのかは分からないのです。 AAさんは毎月23,000円の保険料を支払っていました。もし、“5年後”に同じ内容の保険に入ったとします。この5年間の保険料の合計は138万円(60ヶ月×230,000円)にもなります。また5年後に同じ内容の保険を契約しても毎月の支払いは30,000円ぐらいで、保険料の差額はせいぜい毎月7,000円です。先に契約した場合の支払差額138万円は、増えた保険料7,000円の197ヶ月分(約16年半)にもなるのです。 <2パターンの支払い保険料の比較> このように保険料が上がるといっても、若い時に契約することが得だとは限らないのです。(ただし、保険を解約するときにもらえる“配当”は長期間契約したほうが有利となりますので、その点は考慮する必要があります) ←保障内容を確認しようへ戻る 自分に合う保険を知るへ進む→ ▲ |
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